2012年1月4日水曜日

新年のご挨拶

平成二十四年新年ご挨拶

塩原校区自治協議会 会長 古屋 明彦

 新年明けましておめでとうございます。

 皆さま方には、希望に満ちた輝かしい新春を健やかにお迎えのことと心からお慶びをもうしあげます。また、日頃より協議会運営につきまして、特段のご支援とご協力を賜り、深く感謝を申し上げる次第であります。

 それでは、昨年の協議会活動の内代表的な2,3の事業についてご報告をおこない本年の取り組みについて申し上げます。

 まず、基本事業であります安全安心事業では皆さま御承知の3月11日に発生致しました東日本大震災に対する義援金といたしまして、自治連合会が皆さまから納めていただきました自治会費の中から50万円、西日本新聞社民生事業団を通じ日本赤十字社に寄託いたしました。
 また、10月16日には、南消防署や消防団三宅東分団の御協力のもと総合防災避難訓練を実施し、総勢400名を超す方々にご参加を頂き地域の皆さま方の防災意識の高さを認識いたしたところであります
 スポーツに関する事業では、体育振興会、青育連、子ども会が球技を中心に大会を実施し、和気あいあい老若男女の地域交流に寄与されました。
 環境に関する事業では、環境活動連絡会議が、初めて公民館と共催でフリーマーケットを実施し大好評でありした。
 
 基本事業以外では、協議会、公民館活動の情報公開、広報の手段の一つと致しまして9月よりインターネット利用のブログを開始致しました。塩原校区自治協議会で検索頂きますとご覧になれますのでぜひ一度お試し頂くよう宜しくお願いを申し上げます。
 11月1日の塩原小学校創立記念日に運動会で優勝チームを称える優勝カップを自治連合会より寄贈し横手校長先生から「潮煮塚杯」の名称を付けていただきました。今年の運動会で御披露頂けますので是非ご覧下さい。
 
 また、自治協議会としては、初めて福岡市長に対し陳情を行いました。
 ひとつめは、平成21年7月の那珂川洪水に基づく「床上浸水対策特別緊急事業」の一環であります番托井堰の早期改修、ふたつ目は竹下駅西口広場完成に伴う新設バス路線に小学校付近にバス停を新設して頂きたいとのお願いです。番托井堰については、24年度から着工、バス停については4月の運航計画で検討するとの回答を得ております。

 さらに南区役所に対し塩原1丁目管内の道路改修を要望いたしました。まず、旧バス通りについては、舗装全面打ちなおし、両側に緑色カラー歩道を設けることになりました。また、リボン橋西側から南警察署方向へ旧バス通りまでも、緑色カラー歩道を設置して頂くことになりました。実施は、23年度から始めると連絡を頂いております。
 
 さて、昨年を振り返ってみれば1月の霧島新燃岳の噴火から始まり3月11日の東北地方太平洋沖地震を発端として今も続いております東日本大震災、福島原発事故による放射能汚染、8月25日に発生した台風12号の大雨による浸水、河川の氾濫、土砂災害、そして我が塩原校区にも8月21日早朝風速50メートルと推定される竜巻が発生し自然の猛威を実感させられた1年でありました。
 昨年は、「地域間の結束、特に向こう三軒両隣身近な方とのコミュニケーション重視」をテーマとし皆さまが安心して暮らせる安全安心な町、差別の無い塩原作りを目指してまいりました。

 さて、今年は、辰年です。皆様は、雲龍の国と言われるブータン王国を御存知でしょうか。このブータン王国は国民総幸福度97パーセントといわれておりその精神はディグラムナムザ即ち、「互助互恵」と言われています。この互助互恵を今年のテーマにさせて頂き、塩原校区のスローガン「やさしい笑顔と明るい挨拶」をモットーに地域の皆さまと共に幸せな塩原をめざした町づくりに励みたいと思っておりますので本年も宜しくお願い申しあげます。