2017年2月20日月曜日

那珂川遊歩道について説明会

かねてより那珂川流域の9校区(塩原、三宅、野多目、老司、西弥永、曰佐、横手、高木、宮竹校区)自治協議会合同で福岡県、福岡市に陳情致しておりました那珂川遊歩道整備について平成29年10月より工事が着手されることになりました。
 これに伴い、平成29年2月16日 15:00~16:15
塩原公民館ホールにて住民説明会が開催され福岡県那珂県土整備事務所河川砂防課 野口寿文課長より工事内容について説明を受けました。
  会場には、塩原校区の住民の方約45名が参加され、また遊歩道整備に多大なるご尽力を賜りました加地邦雄県議もお出で頂きました。

*説明内容*
 1.今回の那珂川遊歩道は、番托井堰から老松橋間に整備し延長は、右岸、左岸で延べ9Kmになる。
  遊歩道の建設、整備は、福岡県が行う
  整備後の維持管理は、福岡市が行う

 2.遊歩道は、下流域(井尻橋から番托井堰まで)は、河川敷きに作る。上流域は、河川敷き及び堤防上に作る
  野多目校区の1部は、現在遊歩道を作ることが出来ない区域があるが将来に向け遊歩道の一本化を図る。
 3.現在遊歩道のある区域は、今回の整備事業からはずす。
  未舗装部については、県が舗装する。
 4.遊歩道の幅員は、標準4mとするが一部2mになる場所がある。
 5.井尻橋より下流域の遊歩道は、川岸より離し堤防側に配置(設置)する。
 6.遊歩道の舗装は、透水性カラー舗装(1色)とする。


 7.護岸について  ① 仮護岸は、じゃ駕籠方式とする。
  ② 狭い所は自然石による本護岸とする。
8.老司井堰直下流は、河川内にスペースはあるが堰の運用により急激に増水の恐れがある為遊歩道の設置は除く。堤防上などを検討。
9.下流域の堤防より遊歩道への進入、退出は、スロープ、階段で行うが車椅子での利用が出来るようにする。(場所位置については、別途地域と打ち合わせを行う。)
10.遊歩道の利用者は、歩行者、車いすとする。自転車は、原則禁止とするがもし乗り入れる場合は、歩行者、車いすに十分配慮して走行すること。
11.整備の順序は、全地域公平に行うが、平成29年10月からの着工は、主として宮竹、塩原地区より行う。
12.河川内の公園化事業は、県は取り組まない。但し、対称区域の黒舗装の道路は、福岡市が担当しカラー化を実施する。
13.本事業の完成は、5年を目途に頑張るが自然災害等により7年程になるかもしれない。地域の住民の方の協力をお願いしたい。

*質疑応答*
 参加者からは、提言や要望が多数寄せられ活発な討議がなされた。
 河川敷きの樹木や道路の管理は、行政と地元住民の協力で行う必要がある。追ってワークショップ等で話し合いを行うようにしたい

文・写真 古屋 明彦